スポーツドリンクは敵?それとも味方?

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●スポーツドリンクは敵?それとも味方?

こんにちは、富山市・骨盤ダイエット専門店ニュートラルの片田ゆうぞう&あき子です^^

7月に入り真夏日が続きましたが、暑さにやられていませんか?

総務省消防庁の発表では、全国の熱中症による救急搬送状況は、7月1日~7日の一週間で、なんと9,105人。

皆さんも、きっと熱中症対策をされていることと思います。

熱中症対策として、一般的なスポーツドリンクですが、多くの方がご存じのようにダイエットの視点からいえば、あまりおすすめはできません。

ポカリスエット500mlに含まれる砂糖は、角砂糖約9個分!(一般的な角砂糖は3~4gと言われているので、ここでは1個3.5gとしています)

(HPからお借りした画像を加工しております)

コカ・コーラ500mlの約16個分と比べても、砂糖がかなり入っていることがお分かり頂けると思います。

「ダイエットのためには、スポーツドリンクは飲みたくない!」というお気持ちも分かります。

とはいっても、熱中症になっては、元も子もないですよね?

そこで大切になるのが、正しい知識です。

先日、所属している日本ダイエットカウンセリング協会の応用栄養学セミナーを受講しました。

顧問管理栄養士・手嶋英津子先生から、熱中症予防についてしっかり学んできたので、ポイントをシェアしますね^^

正しい知識を知って、熱中症予防とダイエットを賢くすすめていきましょう♪

①1時間以上動き続ける場合は、スポーツドリンクがおすすめ。外回りでよく歩く、ゴルフに行くなど。

②あまり動かない状況なら、スポーツドリンクは不要、水やお茶でOK。事務仕事で少し動く程度など。(前提として、普段から食事や水分をちゃんと摂れている場合です。)

③1時間以上の運動で、たくさん汗をかく状況では、スポーツドリンクを活用したほうがよい。お子様の部活など、ガッツリ運動する状況では、積極的に活用しましょう。

以上はあくまで目安なので、例えば睡眠不足や、飲みすぎて二日酔い、朝食を食べていない、など条件によっても変わります。

ところで、スポーツドリンクは、大きく2つに分けられるのを、ご存じですか?

【スポーツドリンクのタイプ】

アイソトニック飲料・・・運動前や後に飲むのが良いとされています。安静時の体液と同じ濃度や浸透圧で作られています。塩分は0.1%~0.2%、糖質が4~6%。(ポカリスエット、アクエリアス、グリーン・ダ・カ・ラなど)

(画像はHPからお借りしました)

ハイポトニック飲料・・・運動中や運動直後に向いています。安静時の体液よりも低い浸透圧の飲料。塩分は0.1%程度、糖質は2%程度と低め。(ヴァームウォーター、アミノバイタルGOLDなど)

(画像はHPからお借りしました)

状況や、タイミングにより、選ぶものを変えられると、より効果的な熱中症予防ができるのですね^^

とはいっても、この記事を読んでくださっている方は、部活動レベルで激しく運動する方は稀かと思いますので、難しく考えなくても大丈夫♪

暑い中でゴルフに行く日や、外回りでたくさん歩く場合は、アイソトニック飲料を運動前から飲み始めて、運動中もちょこちょこ飲んで1本飲みましょう。

あとは、お水でOKです。

最後にもう一つ、ここ数年ですっかり定着してきた経口補水液にてついて触れておきます。

(画像はHPからお借りしました)

経口補水液・・・熱中症予防で飲むのではなく、脱水状態になってしまった時に飲むものです。万一に備えて、準備しておくのがおすすめです。塩分濃度0.3%程度と高めで、糖質が低めのもの。

さて、今日のお話はいかがでしたか?

「痩せる」ことだけに意識が向きすぎて、「健康」を害しては本末転倒ですよね^^;

また、熱中症予防だからといって、スポーツドリンクを飲みすぎても太ります。

しっかりと正しい知識をもって、ご自身の生活スタイルや、日々の状況に合わせてスポーツドリンクをうまく活用していきましょう♪

 

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